イタリア移住を決める前に知っておくべきイタリア生活の現実

イタリア在住者が綴るイタリア生活。イタリアで生活すると日々こんなことが起きます。

2021年06月

前回の記事からの続きです。


イタ夫が職を失い、失業保険を貰いながら毎日24時間家にいるようになりました。

基本、イタ夫は物事が自分のやりたい様に進めば超機嫌が良く、自分のやりたい様に行かないと(仮に誰から見てもイタ夫が間違っていたとしても)すぐに機嫌を損ね、めちゃくちゃ責任転換して来ます。そんな日々のイタ夫から私への細々としたコントロールに寄るストレスがどんどん蓄積して行き、最初は、イタ夫からの理不尽で矛盾した要求や言動を我慢していた私がモラハラという物を知り、徐々に不満を表へ出すようになって行きました。すると、火に油を注ぐかのようにイタ夫は逆ギレ。。。

日本語も英語も理解出来ないイタ夫に、自分の言いたいことをイタリア語で100%思いっきり言えない私はストレスで爆発しそうでした。そして、ある事がきっかけで、私は真剣に周りに助けを求めなければと思い始めました。

イタ夫は友達が多く、外面も良く、それ故に友人達からは良い夫と思われています。(多分相談しても信じて貰えないと思います。)そして、私が夫婦のプライベートなことを相談したとイタ夫に知られるのも怖くて、彼らには相談できませんでした。

幸いにも、私にも少数ですが、ここの町で日本文化を通して知り合ったイタリア人の友人がいたので、その人にイタ夫からのモラハラについて相談しました。自分で見つけたここの町の女性を助けるホットラインの電話番号にかけ、彼女に一緒にカウンセリングについて来て貰いました。(こんな中途半端な田舎町ですら、女性の為のホットラインがあるという事は、如何に多くの女性が男性から被害を受けているかが分かります!)

最終的にはそこで、無料で(イタ夫が失業中だったので)専門家から夫婦のカウンセリングを受けられる様に手配して貰いました。→イタ夫は無料ということで、カウンセリングへの参加を承諾しました。モラハラ専門のカウンセラーではなかったのですが、女性だったのでラッキーでした。結果、イタ夫が第三者に自分の犯した過ちを認め、正式にイタ夫からの被害を記録に残せました。

そして日本に住んでいる友人は、海外在住&国際結婚&子持ちで離婚が難しい私に、今すぐに離婚できないモラハラ被害を受けている人達へ、モラハラ被害を減らして同居する方法を実践的に説明しているブログを教えてくれました。


これがそのブログです。


私は本当にこのブログに救われました。
このブログを書いているJoeさんは、モラハラについて本当にきちんと理解されていて、ブログ内のコメントや体験談にも書いてありますが、多くの人が効果を実感しています。
1人でも多くのモラハラ被害にあっている方に読んで欲しいです。


私は、親身になってくれた友人、Joeさんのブログ、更に「あなたが私にしている事に対して、然るべき所へ行く覚悟がありますよ」とイタ夫をビビらせる行動にうつしたお陰で、現在はイタ夫も以前に比べると、多少落ち着いた感じはします。それでも基本、イタ夫は自己中モラ夫なので、未だに隙あらば攻撃してきますが… まぁ、イタ夫に正社員の仕事が見つかったのも落ち着いた要因のひとつかと思われます。(しかし、そこまで長かった…)


今は、出来る限りイタ夫からのモラハラ被害にあわず、平穏に暮らしたいので、イタ夫への反応を減らし、同じ屋根の下でも一定の距離を置いて過ごすようにしています。そして、イタ夫のことは息子の共同養育者と思っています。可能なら週末婚くらいで充分です。

結婚って、人生の大博打だと思います。そもそも結婚という制度自体が時代遅れという気もしますが…
私の様に気づけずに大ハズレを引いてしまう人もいれば、大当たりの人もいます。

イタ夫の様なモラハラをする人達は、大抵外面が良く、愛想も良く、見抜くのが難しいです。でも過去を振り返って見ると、あっそう言えばあの時、あれ?この人おかしい?と思った出来事が確かにあったので、次回は、それについて書きたいと思います。


これは、ずっと書こうかどうか迷っていたことですが、元々、これについて書きたくて、ブログを始めたので、書こうと決めました。これを読んで、一人でも間違った結婚相手を選ばない様にと。



実はイタ夫は、かなりの確率でモラハラだと思われます。

今まで、イタ夫の言動で納得いかないこと、理不尽なこと、私の常識では理解できないこと、多々ありました。ずっとずっと、それらについて疑問に感じていたある日、別のイタリア在住でイタリア人と国際結婚された日本人の方のブログを読んで、初めて「モラハラ」という言葉を知り、調べてみると、驚くほどにイタ夫にどんぴしゃ…

そこから、なぜ私がイタ夫と話し合いをすると常に平行線なのか、私の話や意見を聞こうとしないのか、言うことがコロコロ変わるのか、逆ギレするのか、平気で嘘をつくのか、矛盾した事を要求してくるのか、体裁ばかり気にするのか、外面ばかりめちゃくちゃ良いのか、私と息子を自分の思う様にコントロールしようとしてくるのか、人によってめちゃくちゃ態度を変えるのか、驚く程に裏表が激しいのか、怒るとすぐに怒鳴ったり物を壊したりするのか、脅しで言う事を聞かせようとするのか、嫌味や皮肉ばかり言うのか、などなど府に落ちることができました。


あぁ、この人はモラハラなんだと…


知り合った時は、イタ夫は別人の様でした。なので、イタ夫にモラハラ傾向があると気付けませんでした。

でも、結婚して、息子が産まれて、私が仕事を辞めて、少しずつイタ夫の本性が出て来ました。そして、極め付けはイタ夫の失業で、最高潮…

初めは、誰でも多少の裏表はあるし、他人には見せない本性を家族に見せるのは普通だと思っていましたが、あまりにも理不尽で納得行かないことが増えて行き…

長くなりそうなので、次回へ続きます。


又々、ワイルドな自己流の直し方をしている車を見かけた。

過去記事はこちら👇ちなみに、過去記事のこの車は未だに同じ状態で、同じ場所に駐車されたまま。




そして、今回見かけた車はこれ。
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上の過去記事の中にも出て来るが、この車も後ろのガラスが無い。この車の持ち主は、ビニールを貼ってある。

この車、写真を撮る前も撮った後も見かけないので、この状態て運転しているんだろう。

すごいな…💧

この記事の続きを書こうと思う。

詳細は、上の記事を読んで貰えれば分かるけれど、要は歯がかけたので歯医者に行くことになった。


イタ夫行きつけだった歯医者ではなく、新たな歯医者に電話をして予約を取った。

すぐに予約が取れて6月2日に行ってきた。
なぁ〜んだ、もっと時間がかかるかと思ってたけど、結構早く終わりそう🎶と思っていた私が甘かった…
はい、ここはイタリア。

初回は、レントゲンを撮影して、歯の状態とどんな治療をするか、何回の治療が必要か(今回は3回)説明されて、その後、受付で治療費がいくらかかるか見せられて、それでOKだったら、治療の予約を取りますか?と聞かれた。

治療費は、€315。
もっと高いかと心配していたので、予約をお願いした。(と言っても、これでも充分高いのだけど…😭)

そしたら、何と1回目の予約は7月23日❗️
そして、2回目と3回目は2日続いて治療する必要があるからと、8月17日と18日‼️
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これが日本の歯医者なら6月中にはもう既に終わっているかもしれない。

あぁ、本当にこの国は、何でもかんでも時間がかかる…

今日から、息子の中学校は夏休み。
長い、長ーーーい夏休みの始まり。💦

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最終日の午後、クラスメートの家の庭で年度末のパーティーをした。本当は、一昨日の月曜日の予定だったけれど、天気が悪くて翌日に変更したので、多くの先生やクラスメート達が来れなかったのが残念だったけれど、息子はとっても楽しんだ!


イタリアのほとんどの学校は、6月8日が最終日。ちなみに幼稚園は6月末までやっている。

そして、夏休み明けの新学年初日は、9月1日ではない… 去年は9月14日(月)が初日だったけれど、新中学1年生は、翌日の火曜日からだった。どんだけ休むのか?この国の教師と学生!

約3ヶ月と1週間の夏休み。その間に日本の様な登校日も無い。
そして、公立の学校には冷房はもちろん扇風機すら備え付けられていないので、暑くて授業どころじゃないから夏休みが長いっていう理由もあるらしい。

あまりにも長いので、先生から6月中は宿題をやらない様にと言われる。なぜかと言うと、夏休みの初めに宿題を終わらせてしまうと、新学期が始まる頃には、すっかり勉強した事を忘れてしまうから…😓

まぁ、今年度はコロナのせいで、色んなことを我慢して、みんな頑張ったから、夏休みを思いっきり楽しんで、来年度へのパワーを蓄えて欲しい。

とは言え、まだ成績表は貰っていないが、中学2年生に上がれたら、何かお祝いしようと思っている。

お疲れ様!

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