イタリア移住を決める前に知っておくべきイタリア生活の現実

イタリア在住者が綴るイタリア生活。イタリアで生活すると日々こんなことが起きます。

2021年12月

今日は大晦日。
今年もいつもの如くあっという間に1年が過ぎた。

そして、今日は私の亡き父の誕生日。


父が生きていた頃は、両親は大晦日まで仕事で、誕生日どころではなかった。

なので、今年は初めてデコレーションケーキ🎂を作ってみた。

お父さん、お誕生日おめでとう。
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時間がなくて、生クリームの泡立てが足りなくて、若干生クリームがゆるい…
あんまり綺麗に出来ていないのは、ご愛嬌で🙇‍♀️


日本では、うちは大晦日の夕飯に年越し蕎麦を食べていた。イタリアでは、大晦日の夕飯は、コテキーノとレンティッキエが ”Must” で、しかも、いつも友人達と年越しをするので、我が家では大晦日のお昼に年越し蕎麦を食べる。

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さぁ、これから麺つゆ作って、天ぷら揚げて、蕎麦を茹でて…

ということで、年越し蕎麦の写真は後日。


今年は、私のブログ記事が「推し」に何回か選んで頂けたことがとても嬉しかったです。

こんな私のブログを読んでくださった方々、どうもありがとうございます。

皆様、どうぞ良い年をお迎え下さい。
来年は、コロナが終息します様に🙏🏻


昨日のブログで、


「日本人同士でも国際結婚でも笑いのツボが同じっていうのは大事だな。」

と書いていて、これも追加しないと!と思ったので、加えます。

笑いのツボだけではなくて、価値観、優先順位、趣味、好きな物、嫌いな物、などが自分と似ているのは大切です!

私とイタ夫は全てに関して違う。

服の趣味、インテリアの趣味、好きな映画(ジャンルの好みの違いに加えて、イタ夫はイタリア語吹替えでしか映画が観れない、でも私は英語で観たいという問題も)、好きなテレビ番組、好きな音楽、行きたい所、したい事、私はインドア派⇔イタ夫はアウトドア派、私は都会好き⇔イタ夫は田舎好き、などほぼ違う。

唯一の救いは、イタ夫が日本食も喜んで食べるってとこ。

かと言って、イタ夫のソウルフードはあくまでもイタリア料理、対して私のソウルフードは勿論、日本食。

なので、貴重な日本食品をイタ夫に食べさせるのにちょっと抵抗があるのは事実。

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人間という生き物は、ない物ねだりなのか、性格が正反対というカップルが多い様な気がする。で、価値観の違いという理由で離婚するケースが多い。

今更気付いても遅いのだけれど、似た者同士が良い様な気がとってもする。

息子がスカウトに行っているのだけれど、ユニフォームでネッカチーフを着用する。

それは、こんな感じの物。
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大判の厚手の正方形の布をくるくる巻いた物で、息子達のスカウトのマークが入っているチーフリングで留めている。

そのネッカチーフは、厚手の布を使っているので、結構ずっしりとしていて固い。

ある日、息子がそのネッカチーフの下の部分を前に突き出して、頭に被ってふざけていた。
それを見た母親の私の頭の中で、あることがひらめいた!

それがこれ。
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田中、タイキックーーーー!

私ひとりで大ウケしてたけど、息子は分かってくれない。イタ夫は論外。

息子にガキ使の「笑ってはいけない」に出て来る、タイキックの人をスマホで探して見せたけど、一度も「笑ってはいけない」を観たことのない息子には、イマイチ…

あーーーーつまんなーーーーーーい!

こんな時、日本人の同世代の人と思いっきり笑いを分かち合えたらなぁとつくづく思う。

日本人同士でも国際結婚でも笑いのツボが同じっていうのは大事だな。

ところで、今年はもう「笑ってはいけない」やらなくなっちゃったんですね…
ダウンタウンも時間が長くて辛そうだったし、マンネリ化してきてた感もあったし、仕方ないか…

イタリアは普段からテレビが面白くないけど、年末年始も全く面白くない。

こたつに入って家族と年末年始の特別番組観て笑ったりしたのが懐かしいな。

お正月を日本で過ごしたい→私の夢。

先日、私達が薬のお手伝いをしているお隣のシニョーラの遠方に住んでいるお孫さんから、クリスマスプレゼントにちょっとお高めのパネットーネとスプマンテ(スパークリング白ワイン)を頂いた。

我が家には、食い意地が張っていて+甘い物に目のないイタ夫がいるので、パンドーロもパネットーネも毎年質よりコスパ重視。
パネットーネもパンドーロも結構な大きさなのに、毎日、朝食と夕飯後のデザートにイタ夫が食べるので、あっという間になくなる。

何年か前に一度だけ、パン屋さんで作っているパネットーネを買って以来のお高めパネットーネ。

こちらが頂いたパネットーネ😋
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早く食べてみたいけど、箱も可愛くて開けるのが勿体ない。

実は私、イタリアに10年以上住んでいるが、イタリアのモンテビアンコ(モンブラン)を食べたことがなかった。

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イタリアのケーキ類は、確かに美味しいのは美味しいのだけれど、特にここ中途半端な田舎町では、バラエティに欠ける点が日本よりも劣っていると、私は個人的に思う。

ケーキ屋で売っているケーキはどの店でも似たり寄ったりといった感じ。

しかし、最近開店した某大手スーパーでホールのモンテビアンコを買えることを知り、食べてみたいとずっと思っていた。

そんな中、クリスマスイヴの午前中にそのスーパーへ行く用事が出来て、予約も何もしていなかったけれど、ケーキ売り場でダメ元でモンテビアンコがあるか聞いてみた。

店員さんからまず、予約はしていますか?と聞かれた。

いいえ、していませんと答える私。

店頭の冷蔵庫にはなかった様で、店員さん奥へと消える。

手ぶらで戻って来た店員さんが、担当者に聞いたので、お待ちくださいとのこと。

あぁ今日は無いのかなと思っていた所に、箱を持った担当者さん登場!

モンテビアンコあった!🙌🏻

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約14ユーロ。

家族3人でクリスマスイヴの夕飯の後にいただいた。

そんなに甘過ぎず、とっても美味しかった。

何と、イタ夫はこのケーキが何なのか知らなかった。勿論、食べたのも初めて。恐るべし、食に保守的なイタリアン!

息子もイタ夫も美味しいと言ってペロっと食べてた。

ごちそうさまでした。

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