涼し〜い山とイタ夫無しのストレスフリーの生活のお陰で、めまいが無くなり、夜も睡眠薬を飲まずに眠れるようになりました。
ところが、山から私達の住んでいる湿度と気温の高い街へ戻った途端、めまいが又復活してしまいました。(以前ほど酷くはなく、無理せずになら家の事はできたので良かったです)
やはり、私の身体って夏も冬も湿度に色々影響受けてるみたいです…
過去記事↓
でも、症状はかなり軽減して、少しずつパソコンやスマホも使える様になりました。症状が酷かった頃は画面をスクロールするだけでめまいが起きて、全く使えない状態でしたから…
結局、今回の体調不良は、新しい仕事のストレス、仕事掛け持ちの疲れ、暑さ(今年は春から一気に真夏の様な気温変動で身体がついていけなかったのか?夏バテとか熱中症みたいな症状出てました)、母親の心配、コロナで日本にずっと帰れなかった為のホームシック、更年期、イタリア生活やイタ夫からのストレス、これらがいっぺんに重なって起きたのかなぁと自分なりに思っています。
9月に耳鼻科でめまいの検査をしたところ、左耳に平衡感覚の乱れの原因があると診断されました。そして、処方されたサプリを3〜4ヶ月間服用して、その後に再び別の検査をする様に言われました。でもとにかく、長期間悩まされていためまいの原因が分かって良かったです。
今は、もうすっかりめまいも無くなり、睡眠薬も抗うつ剤も服用していません。耳鼻科で処方されたサプリのみです。
実は、5月末にパニック障害を起こす直前、もう私の心はいっぱいいっぱいでした。イタ夫に相談したくても、何度も同じことを愚痴るとイライラして逆ギレされるのが目に見えていたので、家の中では誰にも気持ちを話せず、ここでの友人達も仕事や子育てで忙しいので遠慮してしまい、唯一、話せていたのは日本に住んでいる友達ひとりだけでした。
鬱病の症状なのか、私の抱えている問題から逃げ出したい、楽になりたいと、いつも自傷行為ばかり考えていました。あと、ビートルズの「Yesterday」がしょっちゅう頭の中で流れていました。
ここの歌詞→ ”yesterday all my troubles seemed so far away”
今回、こんなに様々な症状が出て心身ともに体調を崩したのは人生初でした。今、振り返ると自分でも驚きます。まさか自分にこんなことが起こるなんて。自律神経失調症や鬱病は誰にでも起こり得ることなんだなと。人って想像よりも強くなれる反面、こんなにも簡単に弱くもなる、脆いものなのだなと痛感しました。
今回、私の体調のことを、周りの人達が心配してくれてとても有り難かったのですが、その人達は良かれと思って声掛けしてくれたことが、私にとってはプレッシャーになって逆効果だったことがありました。
それは睡眠薬を服用していた時、数名から(イタ夫含む)「睡眠薬を飲み続けると、そのうちそれ無しでは眠れなくなるから、飲まない又は量を減らした方が良いよ」と言う、彼らからのアドバイスでした。
私はそれを聞き、不安になり、週末に何度か睡眠薬なしで寝ようと試みるも全く入眠できず、気は焦るばかりでどんどん時間は過ぎ、翌日寝不足で使い物にならないという悪循環に陥りました。(実際に中毒になってしまう方もいらっしゃるので、注意してくる彼らの気持ちも理解できますが....)
その後、ホームドクターにそのことを話すと「睡眠薬できちんと眠れているのなら、眠れないよりも身体が楽なのだから飲み続けていれば良い」と物凄く単純明快な返答をくださり、お陰で安心して服用を続けられました。結果、私の場合は幸いにも焦る必要など無く、時が経つに連れて自然と睡眠薬なしで眠れる様になったので、ホームドクターの適切な助言に本当に感謝です。
もし皆様の身近に精神的な理由で、不眠症、自律神経失調症、鬱病などで通院していたり、薬を服用している方がいましたら、良かれと思って言っているアドバイスが、実は当人には逆効果という可能性もあるということを知っておいて頂けたらと思います。
振り返ると、体調を崩したお陰で、健康の大切さ、周りの人達や小さなことへの感謝の気持ちなど、色々と気付かされ、学ぶことができたので、これは私にとって必要なことだったのだと今は思っています。
これで、怒涛の夏2022シリーズを終わります。読んで頂いてどうもありがとうございました。
季節柄、皆様もお身体ご自愛くださいませ。
ところが、山から私達の住んでいる湿度と気温の高い街へ戻った途端、めまいが又復活してしまいました。(以前ほど酷くはなく、無理せずになら家の事はできたので良かったです)
やはり、私の身体って夏も冬も湿度に色々影響受けてるみたいです…
過去記事↓
でも、症状はかなり軽減して、少しずつパソコンやスマホも使える様になりました。症状が酷かった頃は画面をスクロールするだけでめまいが起きて、全く使えない状態でしたから…
結局、今回の体調不良は、新しい仕事のストレス、仕事掛け持ちの疲れ、暑さ(今年は春から一気に真夏の様な気温変動で身体がついていけなかったのか?夏バテとか熱中症みたいな症状出てました)、母親の心配、コロナで日本にずっと帰れなかった為のホームシック、更年期、イタリア生活やイタ夫からのストレス、これらがいっぺんに重なって起きたのかなぁと自分なりに思っています。
9月に耳鼻科でめまいの検査をしたところ、左耳に平衡感覚の乱れの原因があると診断されました。そして、処方されたサプリを3〜4ヶ月間服用して、その後に再び別の検査をする様に言われました。でもとにかく、長期間悩まされていためまいの原因が分かって良かったです。
今は、もうすっかりめまいも無くなり、睡眠薬も抗うつ剤も服用していません。耳鼻科で処方されたサプリのみです。
実は、5月末にパニック障害を起こす直前、もう私の心はいっぱいいっぱいでした。イタ夫に相談したくても、何度も同じことを愚痴るとイライラして逆ギレされるのが目に見えていたので、家の中では誰にも気持ちを話せず、ここでの友人達も仕事や子育てで忙しいので遠慮してしまい、唯一、話せていたのは日本に住んでいる友達ひとりだけでした。
鬱病の症状なのか、私の抱えている問題から逃げ出したい、楽になりたいと、いつも自傷行為ばかり考えていました。あと、ビートルズの「Yesterday」がしょっちゅう頭の中で流れていました。
ここの歌詞→ ”yesterday all my troubles seemed so far away”
今回、こんなに様々な症状が出て心身ともに体調を崩したのは人生初でした。今、振り返ると自分でも驚きます。まさか自分にこんなことが起こるなんて。自律神経失調症や鬱病は誰にでも起こり得ることなんだなと。人って想像よりも強くなれる反面、こんなにも簡単に弱くもなる、脆いものなのだなと痛感しました。
今回、私の体調のことを、周りの人達が心配してくれてとても有り難かったのですが、その人達は良かれと思って声掛けしてくれたことが、私にとってはプレッシャーになって逆効果だったことがありました。
それは睡眠薬を服用していた時、数名から(イタ夫含む)「睡眠薬を飲み続けると、そのうちそれ無しでは眠れなくなるから、飲まない又は量を減らした方が良いよ」と言う、彼らからのアドバイスでした。
私はそれを聞き、不安になり、週末に何度か睡眠薬なしで寝ようと試みるも全く入眠できず、気は焦るばかりでどんどん時間は過ぎ、翌日寝不足で使い物にならないという悪循環に陥りました。(実際に中毒になってしまう方もいらっしゃるので、注意してくる彼らの気持ちも理解できますが....)
その後、ホームドクターにそのことを話すと「睡眠薬できちんと眠れているのなら、眠れないよりも身体が楽なのだから飲み続けていれば良い」と物凄く単純明快な返答をくださり、お陰で安心して服用を続けられました。結果、私の場合は幸いにも焦る必要など無く、時が経つに連れて自然と睡眠薬なしで眠れる様になったので、ホームドクターの適切な助言に本当に感謝です。
もし皆様の身近に精神的な理由で、不眠症、自律神経失調症、鬱病などで通院していたり、薬を服用している方がいましたら、良かれと思って言っているアドバイスが、実は当人には逆効果という可能性もあるということを知っておいて頂けたらと思います。
振り返ると、体調を崩したお陰で、健康の大切さ、周りの人達や小さなことへの感謝の気持ちなど、色々と気付かされ、学ぶことができたので、これは私にとって必要なことだったのだと今は思っています。
これで、怒涛の夏2022シリーズを終わります。読んで頂いてどうもありがとうございました。
季節柄、皆様もお身体ご自愛くださいませ。